memory

まずは朝、寝坊して遅刻した、僕が起きて最初に見た物は携帯画面いっぱいに広がる彼女からの着信履歴。

待ち合わせ場所はありふれたファーストフード店、待ち合わせ時間ギリギリについた僕は「先に着いたから待ってるよ」とメールを送ってきた彼女の姿を、女性が1人で座ってる席を探した。

世間が日本で初めて行われるワールドカップに向け、盛り上がりだしていたあの頃。 2002年の夏の入り口、僕、高2、18歳。 僕はあの日初めて女の子と二人で遊んだ、

ふと自転車で小学校の前を通れば、運動会の練習風景。 もう、そんな季節なんだよなぁ。 自分の事を思い出してみると、高校はダラダラ翌日の休みを目指すだけだった、中学は男同士で張りつめたマジの戦いだった、そんな中、ただワンシーンだけ、とにかく小学…

幸せな時間が過ぎるのは早かった、駅で待ち合わせして、会場へ行って、かき氷を食べて、花火を見て、周りのみんなと同じ様に歓声をあげて、終わっちゃって、駅に戻って・・・。 正直な話、僕はこの日、ほとんどどんな花火が上がったのか覚えていない、不信が…

夏の日、いつもの教室、ボーっと黒板の様で何も無いところを見てる高校生の僕、試験と夏休みの間の授業なんてどーでもいいに決まってるだろっ、誰しもがつく悪態、でも授業には出る真面目な僕、なんてね。 窓の外の空を見上げながら、この空の続く先に何を見…

さてと、書き始めますか、ジャパンフェスに参戦して翌朝そのまま帰京して家滞在1時間ほどで荷物だけ代えて新島にサークル旅行に行くこの夏のビックイベントが終わりました。 今はもう寂しくて死にそうです、みんなのジャパン日記読んでると本当に切なくなる…