太陽族を聞く人には大きく分けて2種類の人が居ると思う。

象徴的な「きみだけには」で考える、まずは君だけにはと願う相手が隣に居る人が、今の自分に重ね合わせる様に、隣に居る人の幸せを祈って聴いている人。もう一つは、君だけにはと言えない、いや言う事すら許されないと思っている人が、それでもどこか叫びたくて、例えその君が、君の好きな人と幸せになる絵であっても、きみだけにはと叫ばして欲しい。そんな人だろう。このバンドの特徴は、実はネガティブな場所からポジティブなもの夢見ている歌詞が多いことじゃないか?誇り、オリオン座流星群バリアフリー、僕らは・・・。前を見ながら歩いている人に前を見て歩いていくそんな難しい事じゃないなんて歌は必要ない。新曲はどんな曲だろうか。ロミオとジュリエット、まるでそんな風な周りにどう思われてもかまわないバカップルが主役らしい、それでもその二人をどんな視点で見るかだ。僕と君がいれば怖くない。そう叫ぶの男の子、たとえ自ら殺そうとしていても、檻に閉じ込めていても、自分のそれに価値が無くとも、この身体の中にある間はこの音楽を聞きつづけるのだろう。
BGM ランクヘッド 白い声