全国高校サッカー選手権 駒沢オリンピック公園競技場観戦記2

北海OBの山瀬功治選手が来ていた、まさか一番会いたかった選手に会えてしまうなんて、ビックリして最初は声も出なかった、ただ、最後に、ホントは言葉を準備してたんだけど何も言えず、とっさに、浦和に残ってください、頑張ってくださいと。一言伝えようとしてみた、やっぱり山瀬選手には残って欲しいんです。とりあえず、赤いベンチコートを羽織っていました。
第1試合 仙台育英前橋商業 第2試合北海対鹿児島実業高校
仙台育英DFのミスから痛い失点で試合が突然動いた、前橋商業の確実なヘディングはいつものパターンの様で、育英は試合が始まる前に失点してしまった感じ。
育英は昨日中心選手が負傷交代してしまっていたが、その影響を感じさせない18の頭を軸とした戦いがすすむ。ファンブルを逃さずゴールしたのは大きいが強風がどう転がるかと思っていた、後半育英は風にも苦しむ事に。試合を決めたのは型の熟成度の違い、前商セットプレー対育英ロングスローからの流れ。それが育英の方が甘かった、昨日に引き続きある程度球は支配するのに点が取れないのが育英の限界だったか。後半25分頃に前商の流れ、ここを凌げばもう一回あるかという所で育英失点、風下だしつらかった。
第2試合 北海は個人能力では劣るだろうがカウンターなどやり方がはっきりしてるみたいだし、前半耐えてもつれれば勝機もありそうな流れ、しかし早い段階でDFの選手が負傷退場。とりあえず大きな影響は感じさせず試合は進む、北海は数少ない同人数での攻めなどシュートできんといくら何でも厳しいなどと見ていると、鹿実退場、審判二枚目と気づかず出してしまった様子に見えた。北海の10番小技が効く、持ちすぎなければここから何か起きるかもという雰囲気。試合巧者は鹿実、やらしく隙を狙ってフリーキックを決めてしまう、GKは痛いミス。北海ラインを保った4バックは崩さずに他の選手を交代で攻めに出る、しかし鹿実は後半人数差を感じさせない展開、キャプテンの選手の落ち着きも目立つ。シュートをどう打つか、ゴールへの道筋を強く描いていたほうが勝った2試合。
今大会は現実的な戦いをするチームが多い気も、堅く守ってボールを奪うと前線サイドに散らしてクロス、なるべく深くから。残りは、絶対的な能力プレイヤーを軸にする星陵と鵬翔はどうなるかな。ストライカー軸の鹿実盛岡商、国見は試合を生で見てないけど今年も一人選手多い様なサッカーをしてるのだろうか、セットプレーの前商、多々良は良く知らない。